甲状腺機能亢進症という病気を

知っていますか?

人では「バセドウ病」とも呼ばれ、

若い女性での発生が多く見られます。

一方、猫では高齢での発症がほとんどで、

雌雄差はないとされています。

 

猫ちゃんには元気に長生きして欲しいですよね。

そのために知っておいてもらいたいこと

があります。

 

〇甲状腺機能亢進症は万病のもと

のどにある甲状腺から、甲状腺ホルモンが過剰に

分泌される病気です。

欧米の調査では10頭に1が罹患していて、

日本での発生はそれよりわずかに少ないくらい

と言われています。

 

甲状腺ホルモンは体の新陳代謝を上げる、

体を元気にするホルモンです。

その元気ホルモンが出すぎることで

全身に様々な症状を引き起こしてしまいます。

その症状は多岐に渡り、

言ってみれば「何でもアリ」の病気です。

 

この病気を疑う症状には

・よく食べるけどやせてくる(基礎代謝が上がるため)

・心拍数の増加(1分間に200回以上など)

・落ち着きがなくなる、急に攻撃的になる

など性格の変化

 

その他の症状・異常として

・よく吐く

・急に目が見えなくなる(高血圧性網膜症)

・毛づやが悪くなる、爪とぎをしなくなる

・よく水を飲んでよくおしっこをする(多飲多尿)

・血液検査で肝酵素が上昇する   etc

 

これらの症状は他の病気でも見られるものです。

実はその根本に甲状腺機能亢進症が隠れている

可能性があります。

胃腸の病気かと思ったら甲状腺だった、

糖尿病だけかと思ったら甲状腺が悪化要因だった

など。

 

この中で経験もあり、個人的に一番怖いと思うのが

高血圧性網膜症による失明です。

瞳孔が大きくなるという前兆はありますが、

飼い主さんには気づかれることは少なく、

失明はある日突然起こります。

そして一度失明すると、

そこから治療を開始しても

視力を元に戻すことができるかは運次第です。

そのため明らかな症状が出る前に診断を行い、

治療を始めることが大事になります。

 

〇甲状腺機能亢進症で失明しないようにするために

・当院では4月末までキャンペーンを行っています!

血液によるホルモン検査だけで診断可能!!

レントゲンやエコー検査などは必要ありません。

通常5,000円→10%off4,000円(税別)4月末まで

☆念のため全身もみておきたい!!という猫ちゃんに

シニア健診セット(ホルモン検査+全身の血液検査)

通常9,000円→20off7200円(税別)4月末まで

 

 

また、診断後は専用の食事または内服薬

による治療でほとんどの場合

コントロールが可能であり、

難しければ手術も可能です。

治療により、失明以外の症状は

良くしてあげられることが多いです。

 

10歳以上の猫ちゃんでは最低一生のうちに1

可能であれば年に1回定期的に測定されることを

オススメします。