歯石除去や歯周病治療を含めた口腔ケアは、口の中だけじゃなくて全身の健康問題と繋がっているって知っていますか?人のデータがあったので紹介します。

 

http://www.iwakawadc.com/article/15172677.htmlより引用

 

定期ケアする人ほど安く

 

トヨタ自動車の関連企業の社員や家族らでつくる同組合は、同歯科医師会の協力を得て、組合員5万2600人の2009年度の医療費と受診歴のデータを分析。歯科医院で年に2回以上、定期的に歯石除去などをしている602人を抽出し、総医療費を調べた。

その結果、定期受診の人は48歳までは総医療費が平均より高かったが、49歳を過ぎると平均を下回る分布傾向となった。65歳になると平均が35万円に対し、定期受診の人は20万円以下とその差は広がっていく。

 

組合は「歯が悪いと食事が偏ったり、歯並びが悪くなったりする。それが糖尿病や肩凝り、骨粗しょう症を招き、体全体の健康に影響する」と分析。48歳までは歯科の定期健診費用で年2万円ほどが加わり、医療費が平均より増えるものの、その後は医療費が抑えられるため、歯科の費用を含めても「生涯医療費」は平均を下回ると結論づけた。

(2011年3月28日) 【中日新聞】生涯医療費歯で決まる? 愛知 トヨタ関連健保組合など調査より引用

 

動物で歯石除去を行う場合、全身麻酔下で行うようになるため医療費は比較的高額になります。料金はこちら→7kg以下の小型犬に強く歯科処置を勧める理由とは?

そのため生涯医療費の削減までは難しいでしょうが、人と同様にさまざまな病気の予防にはなると思います。

 

糖尿病の猫でも歯石除去を行うとインスリンによる血糖値コントロールが安定する、というデータがあります。動物では、今回の記事のように歯が悪くて肩こりや骨粗しょう症になるというのは考えにくいですが、歯周病細菌が血行に乗り全身へ運ばれ、血管内皮へ付着し、さまざまな臓器(肝臓、腎臓、心臓など)に影響を及ぼす危険性が人と同様に言われています。

 

以上、口腔ケアを行うことで口の中だけでなく全身的な病気の予防になるという話でした。あと僕が自分の体にあてはめて想像するに、歯垢や歯石だらけのお口で食べるご飯はおいしくなさそうだよなぁって思うので、今よりおいしくご飯が食べられるように歯石除去をお勧めしています。