ある平日の夜のこと。夕食も終えて、たまたまテレビをつけていると「科捜研の女」がやっていました。

科捜研の女シリーズは科学を武器に、凶悪化・ハイテク化する犯罪に立ち向かう法医研究員の姿を描いたもの。

現行連ドラ最長の歴史を誇る人気ミステリーで、なんと第16シーズンも続いているそうです。

それだけ続くこともあり、そんなこともわかるんかいな!とツッコミを入れつつも楽しく見ていました。

 

客観的データを集めて、それをもとに犯人を特定していく。

 

よく言われることですが、病気の診断過程も犯人捜しと似ています。

その際、特に大事になってくるのが「患者データ」と「問診」だと思っています。

動物種、品種、年齢、性別、

病状(いつから、どんな症状が、どう変化してきたかetc)がわかれば

だいたいの病気の検討がついてきます。

身体検査をすることでさらに情報を集めます。

 

病気の目星をつけた状態で、見立てに間違いがないかを確認するために

血液検査やレントゲン、エコー検査などを行っていきます。

飼い主さんの話も聞かずに「とりあえず血液検査してみましょう」、

ということは当院では行っていません。

 

臨床症状を見ずに、検査データの数値だけ見ていると

「数値を基準値にもっていくため」に

本来必要のない検査や治療をすることになってしまします。

 

きちんと目的をもった検査が必要だと考えています。

 

PS.健康診断は、健康な子を対象にして「病気がない」ことを確認する目的で行います。

そのため病気のときよりも広い範囲での検査(スクリーニング検査といいます)を行っています。→初めまして健康診断キャンペーン2017.2.28まで(終了しました)

 

 

PPS. 見ていた科捜研の女は、最後に犯人を突き止めて、

さぁこれから犯人の自供が始まるぞという場面で

 

「怖いから消して~!!」

 

と長女が泣き出したため結末が見られませんでした。。

気になる!!(゚Д゚;))