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コラム : 猫 2ページ目

わんちゃん、猫ちゃんの健康診断の詳しい内容 ~血液検査



その5
血液検査

血液検査が必要な理由
  • 見た目や症状では、分かりにくい病気の可能性を知ることができる
  • 病気の可能性を早く発見でき適切な治療が行える
血液検査で分かる事
  • 病気の可能性
  • 病気の治療中などの場合治療効果の判定
  • 栄養状態
  • 貧血
血液検査で体調や症状では気付けない様な病気もみつけることができるのでとても大切です!  
スタッフより



わんちゃん、猫ちゃんの健康診断の詳しい内容 ~尿検査


その4
尿検査


尿検査には試験紙を使って行う検査と、顕微鏡で尿を見る検査を行います。


試験紙で調べる事は、タンパク質、ブドウ糖、ケトン体、ビリルビン、潜血、pH、がわかります!
顕微鏡で調べる事は、細菌の異常

特に、タンパク尿比重大切です!

ちなみに...タンパク尿の異常→腎臓疾患、尿路疾患
       比重→腎臓疾患など疑われるかもしれません


尿検査で分かること!
  • 結晶が出ていないか(尿石病)
  • 細菌や炎症細胞が出ていないか(膀胱炎)
  • 濃いおしっこが作れているか(腎臓病)
  • 尿糖が出ていないか(糖尿病)


もし!
  • お水飲む量が増えた
  • 尿の量が増えた
  • トイレに入っている時間が長くなった
などあれば教えてください! 
                                                                 スタッフより





わんちゃん、猫ちゃんの健康診断の詳しい内容 ~糞便検査

糞便検査とは


ウンチを直接スライドガラスに乗せ、顕微鏡で観察します。


検査からわかる事

  • 寄生虫感染の有無・・・犬回虫、猫回虫、コクシジウム、等々

  • 消化不良の有無  

  • 細菌の異常増殖の有無



ウンチは診るだけで様々なことが分かり、健康のバロメーターになります!
見た目でも様々なことがわかります
例えば...血がついている、柔らかい、普段より臭いがあるなど



健康診断セットのご紹介~身体検査~

わんちゃん、猫ちゃんの健康診断の詳しい内容
その2 身体検査

 体重、体温、聴診、触診、目、耳、歯石のチェックをします!

・体重測定…痩せすぎ、太り過ぎていないか。体重は、健康状態を知る一番のバロメーターになります

・体温測定…お熱がないかどうか

・聴診…心臓の音やリズムを聴いて異常がないかどうか

・触診…皮膚病、しこり、栄養状態、リンパ節が腫れていないか

・歯石のチェック…歯の汚れ具合

・耳…耳に異常がないかどうか、汚れていないかなど


                                                           スタッフより

健康診断セットのご紹介~問診~





わんちゃん、猫ちゃんの健康診断セットの詳しい内容
その1 問診

 問診とは、受付にて普段の様子などについて伺います。
 
例えば... 
      お水を飲む量が増えた

      トイレの回数が増えた、色がおかしい(濃い、薄い、赤いなど)

      いびきがある...etc


これらの様な些細なことで病気の発見につながる事もあるので教えてください!
   
     ☆気になる事などあれば書いて来ていただけると助かります!🐶🐈
                                     スタッフより

ノミは刺される痒み以外にも、アレルギーの原因にもなります!

ノミは刺すことによる皮膚炎をおこすだけでなく、ノミアレルギー皮膚炎の原因にもなります。
ノミアレルギー性皮膚炎はわんちゃんにも、ねこちゃんにもおこります。
そして一緒に生活している人間も刺されますΣ(゚д゚lll)ガーン







   出典:目で見てわかる小動物の皮膚疾患ガイドブック NOVARTIS ANIMAL HEALTH



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ねこちゃんの耳から真っ黒な耳垢が!

新しくお家に迎えたねこちゃん。1週間もするとお家にも慣れてきて、よく遊んでいます。
ちょっと注意して様子を見てみると、後ろ足でしきりに耳を掻いたり、頭を振っています。
 
今回のねこちゃんは耳が汚れていて、痒がっていると来院されました。


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FIP治療の報告をしてきました

**2023.8月に千葉県ユーミー動物病院の佐瀬先生がFIPに対するモルヌピラビルの症例報告を論文で発表してくれています。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37551843/
当院でも取り扱いしており、猫ちゃんの状態、飼い主さんの状況を考慮したうえで相談して使用しています。


*2019.10月からFIPの治療にはMUTIAN(商品名:Xraphconn)
を用いています。
FIP治療の報告をしてきました

 
MUTIANの処方には猫ちゃんの来院が必須(代理の方が連れてきても大丈夫)です。
 予約がなくても順番で診察可能ですが、
 来院前に一度お電話ください。

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当院でのFIP(猫伝染性腹膜炎)の治療件数がこの1年4か月で140件を超えました。
まとまったデータを地域の学術学会で発表、
興味をもっていただけました。
今回の発表内容は4つの病院のデータをまとめていて、
論文として出せればと取り組んでいるところです。

FIPが不治の病ではなくなりますように。

猫エイズの猫ちゃんでも治療できます

「口内炎だけど、猫エイズ陽性だったから
もう無理なんでしょ?」
「治療は諦めるしかないんですよね。。」
いいえ、そんなことはありません!
猫エイズは口内炎の発症要因の一つであるのは
事実ですが、口内炎の治療は別問題です。


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ノミダニの通年予防について

近年では外に出るわんちゃん、猫ちゃんでは
1年中の予防が推奨されています。

動物がノミやダニに噛まれると
単にかゆいだけではなく、
いろんな怖い病気をうつされてしまいます。

例えば、、
・犬に貧血を起こすバベシア症は一度感染すると治療をしても完治しません
 (東広島市はバベシア症の濃厚感染地域です)
猫に多い重症熱性血小板減少症候群(SFTSは、
 有効な治療法がありません
 (人も猫についたマダニから、またSFTSに感染した猫から
  SFTSに感染する恐れがあります)

 


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