HOME > コラム > ノミダニ予防 > ノミダニの通年予防について

コラム

< Prev  |  一覧へ戻る  |  Next >

ノミダニの通年予防について

近年では外に出るわんちゃん、猫ちゃんでは
1年中の予防が推奨されています。

動物がノミやダニに噛まれると
単にかゆいだけではなく、
いろんな怖い病気をうつされてしまいます。

例えば、、
・犬に貧血を起こすバベシア症は一度感染すると治療をしても完治しません
 (東広島市はバベシア症の濃厚感染地域です)
猫に多い重症熱性血小板減少症候群(SFTSは、
 有効な治療法がありません
 (人も猫についたマダニから、またSFTSに感染した猫から
  SFTSに感染する恐れがあります)

 


人にもノミダニから病気をうつされる

危険性がありますので、

密なスキンシップがとれなくなります。

散歩中にわんちゃんが草むらに入りたがっても

入れるのが怖くなりますよね。

また草むらに入らないようにしていても、

ノミダニがつかない保証にはなりません。


 


しかし、きちんとノミダニ駆除の薬を使用することで

そんな不安は無くなります!

安心して草むらに入ったり、

抱っこしてスキンシップを図ることができます。

ノミダニからうつる

よくわからない病気の心配をする必要もなく、

安心してわんちゃんを散歩させてあげられます。

 

一度家の中に入ってきたノミダニは

環境中からすぐにはいなくなりません。

越冬もします。

根絶するためにも

ノミダニの活動性の高い春から秋だけでなく

通年投与が勧められています。

 

『予防できるものは予防してもらいたい』

との想いから、当院では応援価格として、

1年間12回分まとめて購入していただくと2個サービス♪♪

を行っています!

 

<注意点>

ノミダニが血を吸うことで薬が吸収され、24-48時間以内に死滅します。

ノミダニが一度は動物の体に付いてしまうことは知っておいて下さい。

48時間内に駆除できれば、

怖い病気をうつされる心配はほとんどありません。


なお、ホームセンター等においてある

ノミダニ駆除の市販薬は

やはり効果が弱いようです


せっかく予防薬をつけてあげるのであれば、

動物病院においてある、ちゃんと効果のある

動物用医薬品を使ってもらえればと思います。

 

気になることがあれば

お気軽にお問い合わせ下さい。

電話:082-434-9177

 

メール→さくらペットクリニック(Facebook)


カテゴリ:

< Prev  |  一覧へ戻る  |  Next >

同じカテゴリの記事

院内の医療機器の紹介 血液検査(セルタック)



セルタックという血液検査の機器で血球数を数えています。
関連記事→わんちゃん、猫ちゃんの健康診断の詳しい内容 ~その5

セルタックを使用して病気が見つかり良くなった例を1つご紹介します!

 Mixの子犬です。元気がなく食欲が落ちてきたと来院されました。
セルタックなどを使用し血液検査を実施したところ貧血が見つかりました。
そこで顕微鏡で血液を見ると、バベシア原虫が見つかり、バベシア症と診断しました。




重度の貧血もあった為、輸血を行い、その後のみ薬による治療を行いました。
 治療後は元気に生活しています!

バベシア症とは。。。マダニによって媒介される赤血球に寄生する虫によっておこる病気です。 現在、日本国内では西日本を中心として発生しています。
死に至る怖い病気ですが、マダニ予防をすることで、防ぐことが可能です!
わんちゃんにはマダニ予防をしてもらえたらと思います。



このページのトップへ