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コラム 2ページ目

薬の飲ませ方

今回のテーマは、薬の投与の仕方です!
 




病院に連れて行って薬を処方して貰ってもうまく飲ませることが
できなかったことはありませんか?
今回紹介する飲ませ方で、その悩みを解決できるかもしれません⁉︎
 
動物の薬の形状は大きく分けて錠剤・カプセル・顆粒・液体があります
形状によって飲ませ方も異なります
 
投薬方法は、いくつかあるのでその子にあった方法を見つける手助けになれればと思います!
 
 
 
錠剤、カプセルなど固形の薬の場合
 
🌸ごはんに混ぜる
一番簡単なごはんに混ぜて与える方法です。
普段のごはんにチュールを入れそこに薬を隠す、缶詰のごはんで肉団子のようなものを作りそこに入れると、薬に気づかれず食べてくれるかもしれません
 



🌸直接口の中へ入れる
 
・方法は2つあります
1つ目は口を開けて喉の手前の位置に薬を落とすこと。手前過ぎると舌を使って出してしまうので、できるだけ奥の方(舌の根本)に入れるのがポイントです
 
・2つ目は、薬を入れて犬猫の口を両手で閉じ、上を向かせたら喉をなでたり、息を鼻に吹きかけるなどしつつ飲みこむまで待つことです
 
 
 

粉薬、シロップの場合
 

🌸少量のごはんにかける
 
たくさんの量のごはんにかけてしまうと完食しなかったとき、薬をどのくらい飲めたか分からないので、少量のごはんにかけるのがポイントです!
 
 
 
 
いかがでしょう⁈うまく飲ませそうな方法はありましたか??
薬を飲まないといけないときは、いつくるか分からないので小さい頃から練習しとくのもいいかもしれません!
 
 
 
⭐︎注意⭐︎
食欲がなくて薬も飲めない時は、病院に連れてきて下さい。
当院で内服薬を処方する場合、ある程度の食欲があることが前提です!

<料金表>シャンプーのご案内

                  
🌸シャンプー料金表🌸


 



 





🌸上記の料金プラス再診料がかかります



シャンプーの流れ
 

午前中の診察時間にお預かりお昼の休診中にシャンプー午後の診察時間にお迎え


🌸完全予約制の為、ご予約のお電話はお早めにお願い致します
🌸
診察時間外のお預かり、お迎えは時間外料金をいただきます

 


耳掃除の仕方

今回のテーマは、耳掃除です


まずは、耳掃除の必要性についてです。

人と同じで動物にも、自浄作用があるので基本耳掃除の必要はありません!
しかし、耳垢がたまりやすい体質の子では耳掃除もしてあげた方が望ましいです。
では、何故耳掃除を行うかというと。。。
雑菌の増殖を防ぎ耳の中を綺麗に保つことができるからです。


耳掃除の仕方
①イヤークリーナーなどの専用の洗浄液をコットンなどに付ける
②耳を拭く(奥まで拭こうとせず、入口でけで十分です)
この時綺麗にしようと力を入れすぎてしまうと、耳を傷つけてしまうので注意してください







柴犬などの立耳の犬より、トイプードルなどのたれ耳の犬は蒸れやすく雑菌が増殖しやすいと言われいます。
定期的に耳の状態を確認し、耳垢の色が黒くねっとりしているなど異変があれば受診してみてください。。
特に異常がなくても耳掃除だけの受診も可能です!

肛門腺の絞り方

今回のテーマは肛門腺の絞り方です




その前に肛門腺のついて少しお話します
肛門腺とは、肛門を時計に見立てて8時と4時の位置に肛門嚢という袋があります
この袋の中に貯留する分泌物は、独特な臭い匂いがします。
個人的には、鉄が錆びた時の匂いに近いような気がします






・肛門腺絞りの頻度 月に一度くらい(一週間くらいの子もいる)
絞るタイミングは個体差があるので、おしりから独特な匂いがするなどあればタイミングかも。。




・必要な物  ティッシュ、ウエットティッシュ(無くてもよい)
※慣れてなければお風呂場など掃除しやすい場所がいいかも。。。


・絞り方
  
①肛門が見えるようにしっぽを持ち上げる



②8時と4時の辺りで肛門を持ち上げるように絞る





③絞り終わったら匂いや汚れを取り除いて終了👏





肛門腺絞りをせずにいると。。。なるかもしれない
・肛門腺破裂
・細菌に感染しやすくなる
・肛門嚢炎


ぜひ挑戦してみては!
肛門腺絞りだけでの受診も可能です!


爪はどのくらい切る?

今回のテーマは爪切りです!

爪切りを家でしたいけどどこまで切って良いか分からない方必見です!笑


・爪切りの頻度
月1くらいが目安です。フローリングを歩くときカチャカチャと爪の当たる音が鳴っているかでも判断できます

・爪切りに必要な物
①爪切り

②止血剤。。。無ければ片栗粉など使えるかも?


・爪の切り方
 


点線の感じで少しずつ切っていくと、断面がプニプニと湿ったところがあるのでそこまで切れます。
あまり切りすぎると出血してしまいますが焦らず止血剤で止めてしまえば完璧です💦

一度爪切りを失敗してしまうと(特に幼齢のとき)、爪切り=痛い、怖いと覚えてしまいその後、暴れたり噛んだり
するようになったりすることもあるので注意をしてください


挑戦してみたい方はぜひ!






院内機器の紹介 ベンチレーター(人口呼吸器)





今回は、手術するにあたってとても大切なベンチレーターという機器を紹介します。

ベンチレーターとは、人口呼吸器のことで肺に空気を送り込む機械です。
自発呼吸ができない場合や換気が不十分な場合に使用します。この機器があることで安心して手術を行うことができます。




院内機器の紹介 酸素室(ICU)




 前回に続き最近導入したばかりの酸素室を紹介します。

 酸素室は最適な濃度であれば様々な場面で手助けをしてくれます。 

特に、呼吸器疾患や循環器疾患があり自力で呼吸をするのが苦しい場合の治療には欠かせません。
酸素マスクだと、嫌がってしまうなどストレスがかかってしまいますが、酸素室はお部屋に入っているだけで良質な酸素をストレスを感じることなく取り込むことができます。

また、手術後に容態が安定するまでの間使用することもあります。


さらに凄いことに、酸素室は酸素の管理だけでなく温度、湿度を部屋ごとに調節できるのでその子その子に
合わせた環境を作ることができます。

酸素室を導入したことでより良い回復改善のサポートができるようになり、目の届くところに設置しているため
容態の変化にも素早く気づくことができます!



院内の検査機器の紹介 (歯科処置機器)



 今回紹介するのは、今年導入したばかりの新兵器の歯科ユニットです!
この機器は、歯石を除去したり抜歯に使用する機材で、高速ハンドピース、低速ハンドピース、バキューム。。。etc
このように、多く備わっているので、歯石除去から全顎抜歯まで歯科処置では無くてはならない存在です!

 今まで当院で使用してきた機器では、時間がかかっていました。。。。
ですが、今ではこの歯科ユニットのおかげで短い時間で、できるようになりました。👏
なので、わんちゃん、猫ちゃんの身体にも負担が少なくて済みます!



この機器で良くなった症例の紹介
3歳オス去勢猫
 
ある日、食べ方がおかしいと受診されました。
診察し歯周病と口内炎が見つかり、抜歯を行うことになりました。
抜歯を行う前は、口腔内の両端が赤くなっていましたが、抜歯1ヶ月後は口内炎もほとんどなくなり綺麗になりました。
その後は、カリカリのフードもしっかり食べるようになり元気いっぱいに暮らしています!✨







                 抜歯直後
      抜歯前の良い感じの写真がありませんでした。。。







               抜歯後
       少し赤みがありますが抜歯前とは一目瞭然!




食べ方がなんかおかしい気がする、元気なのにごはん食べないなどあれば是非受診してみてください!













院内の検査器具の紹介 尿検査 






これは、尿検査で使用する機器です
尿を試験紙にかけると、尿中のタンパクやビリルビンなどを測り異常がないかを知ることができます。

関連記事…わんちゃん、猫ちゃんの健康診断の詳しい内容 -尿検査

尿検査をして病気が見つかった症例の紹介

9歳MIX猫
 ある日、おしっこの量が多いと受診されました。
まず、尿検査をしてみると尿比重(おしっこの濃さ)が猫の正常値は、1.035以上ですが、1.020と薄い結果でした。
そこで、追加で血液検査とエコー検査をしました。血液検査では腎臓を示す値が高くエコー検査でも異常が見られた為、慢性腎臓病の初期と診断しました。
 その後は腎臓の薬と腎臓用のフードを併用しながら、毎日元気に暮らしています
早期発見の為にも定期的に健康診断を受けてみることをお勧めします!   
                                                                                                                                           スタッより 
                                                                                                                                                                     






院内の検査機器の紹介 超音波(エコー)検査

 




   超音波(エコー)検査では、高周波音波を利用して体の中を見ることができます。エコー検査では、肝臓、膀胱、脾臓、心臓の弁や動きなどの状態までリアルタイムで見ることができます。
 前回紹介したレントゲンとの違いは、レントゲンは体全体など広い範囲で診るのに対し、エコー検査は目的の範囲のみを細かく見ることができます。細かく見ることができるので、臓器の厚さ、形、腫瘍、石などの存在もわかります。

関連情報…わんちゃん、猫ちゃんの健康診断の詳しい内容 ~エコー検査



エコー検査で見つかりやすい病気


      (異常)              (正常)

胆泥症
  この病気は、本来さらさらだった胆汁が泥のようになる病気で、原因ははっきりとわかっていません
上の画像を見ると、左側の画像の白い靄が泥で、右側の画像は黒く泥がたまっていません
 胆嚢がある肝臓は、「沈黙の臓器」とも言われ症状がみられないことも多々あり、症状が出たころには死亡率が高くなったり手術になるかもしれません
 また、胆嚢の病気はレントゲン検査や血液検査では見つけることができないので、定期的に健康診断を受けてみることをお勧めします!
                                   スタッフより











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