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先生紹介

院長 佐々木 雄祐 Yusuke Sasaki

獣医師を目指したきっかけは、小学5年生から犬を飼い始めたこと(雑種、避妊♀、ミルク、享年18歳9か月)でした。 人間と比べて動物の寿命は、さくらの花のように短いです。
動物を家族の一員として生活しているみなさんが、 動物との貴重な時間を安心して過ごすことができるよう、当院がそのお手伝いをできればと思います。

小さい頃、長期休みに帰省するおばあちゃんの家にケンタという雑種犬がいて、散歩に連れて行ったりしました。そのうちに自分でも犬が飼いたいと親にせがむようになり、姉と弟と結託してお願いしたところ、小学6年生からミルク(12kgくらいの雑種犬、メス、享年19歳)を飼うことに。ありきたりですがそのことをきっかけに獣医師を目指すようになりました。

よくある話で、一度散歩に出るとなかなか帰ろうとしてくれなかったり、家中にミルクの毛がついていたり、お風呂で嫌いなシャンプーした後はテンション上がって家の中を走り回ったりと大変なこともありました。しかし、夜はたまに一緒に寝てくれたり、朝には布団まで起こしにきてくれたり、だれか家族が家に帰ってくると玄関までしっぽを振って迎えにきてくれたりと、「家族の一員」、「特別な家族」でした。
ミルクとの生活で、「ペットが家族」、というのは僕の中で当たり前すぎて、わざわざ言葉にするまでもないという感覚になっています。

その後、山口大学時代は外科学研究室に所属し、大学内の動物医療センターで診療補助をすることでたくさんの難治症例を経験させてもらいました。そこで麻酔や手術の基本的なことも学ばせてもらったことが、卒業後に獣医師として診療、研鑽していく上で大きな糧となっています。

変わったところで、施設見学が趣味かもしれません(^^ゞ 中四国、関西、関東、北海道の動物病院、大学病院など20か所以上見学させてもらったと思います。セミナーの情報だけでなく、実際の現場を見学させていただき、気になったことは質問して教えてもらい、良いと思ったものは積極的に取り入れるようにしています。

今までの経験に頼るだけでなく、いろいろな所から継続的に情報収集を行い、動物と飼い主さんにとって最適な獣医療を提供できるように努めています。

経歴

  • 愛媛県出身
  • 2008年3月山口大学外科学研究室を卒業
  • 大阪、広島(福山、東広島、三次)での勤務医を経て
    2017年2月に高屋町にてさくらペットクリニックを開業

所属学会

  • 日本獣医がん学会
  • 広島県獣医師会
  • 比較歯科学研究会

学会発表等

  • プレドニゾロンまたはシクロスポリンで治療した猫伝染性腹膜炎が疑われた猫13例の治療成績:広島県獣医学術学会 (2018)
  • FIPドライタイプに対するシクロスポリン療法に関する予後因子の検討 :日本獣医内科学アカデミー学術大会 (2019)
  • MUTIAN(R)または既存の治療を行った猫伝染性腹膜炎(FIP)30例の報告:日本獣医内科学アカデミー学術大会 (2020)
  • 不治の病ではなくなってきている~FIP(猫伝染性腹膜炎)89例の治療報告:東広島支部獣医師会学術学会 (2021)
  • Mutian Xraphconn®治療で死亡した猫伝染性腹膜炎の猫14例の検討:広島県獣医学術学会 (2022)、獣医学術中国地区学会 (2022)
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  • 月桃含有サプリメントで改善が認められた胆泥または胆嚢粘液嚢腫の犬10例:動物臨床医学研究所合同カンファレンス (2023)
  • 猫伝染性腹膜炎370例の治療中に発生した併発疾患の報告:広島県獣医学術学会 (2024)、獣医学術中国地区学会 (2024)

誌上発表・その他

  • ポリ硫酸ペントサンナトリウムを使用した変形性関節症の猫の4例:mvm No.163 (2016)
  • プレドニゾロンまたはシクロスポリンで治療した猫伝染性腹膜炎(FIP)が疑われた猫 13 例の治療成績:広島県獣医学会雑誌 No.34(2019)
  • 第3回獣医ウェビナー「 RFナイフを使用した私の手術手技・小ネタ集 」:ellman-Japan (2022)
  • Mutian Xraphconn®治療中に死亡した猫伝染性腹膜炎の猫14例の回顧研究:広島県獣医学会雑誌 No.37(2023)

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